突然歯が抜けた場合の応急処置とやってはいけないこと

突然歯が抜けた時、歯科医院に行くべきであるにも関わらず仕事でどうしても行けない場合や突然のことで歯科医院がお休みだったりすると痛みがある場合でも我慢する他ありません。しかし、そんな時でも自分でできる応急処置としての対処法があるのです。
ここでは、自分でできる一時的な応急処置の方法とやってはいけないことについてヨクシオファミリー歯科がご紹介したいと思います。これは、あくまで応急処置であるため、翌日にはすぐに歯科医院へ行き治療を行ってください。

歯が抜けた時の対処法

歯が抜けた時の対処法

■止血する
歯が抜けると血が出ることが多く、まずは止血することから始めてください。抜けた箇所を圧迫し、ガーゼなどをあて止血を行います。

■口内環境を清潔に保つ
口の中が血の味がする時は、うがいをしましょう。

■抜けた歯の対処法
抜けた歯は、どの場所に落ちたとしても砂や汚れを水で洗い流すことはせず歯科医院に持参してください。

やってはいけない応急処置とは

●何もせずに1日放置する
●歯を水洗いする
●歯や歯茎を冷却する
歯が抜けた時、痛みがないことを理由に1日以上放置すると後の治療が難しくなることがあります。特に、歯の根元から抜けた場合、歯茎の穴が塞がり始めると歯を付けることができなくなってしまいます。
また、抜けた歯を水洗いしようとする方もいるかもしれませんがそれはNGです。歯の歯根に歯根膜という歯槽骨をくっつける働きのある組織が付着しており、水で洗い流すことでそれらが全て洗い流され二度と歯をくっつけることができなくなるのです。
その為、抜け落ちた歯に汚れが付いていても洗わずに歯科医院までそのままの状態で持参することが大切です。さらに、歯が抜けた部位を冷却(保冷剤などで冷やす)することは、痛みの緩和に繋がりますが歯茎の血行を阻害してしまうので絶対に行ってはいけません。

歯が抜けた場合に行うべきこと

歯が抜けた場合に行うべきこと

●抜けた歯を牛乳に浸す
●抜けた歯を持参して1時間以内に歯科医院へ行く
抜けた歯を牛乳に浸すなんて…!?と思う方も多いと思います。しかし、これは、歯根膜を保護する効果があると言われているので抜けた歯を放置するのではなく、その場合は牛乳に浸しておいてください。牛乳の成分は生理食塩水と同等であると言われており、歯根膜の成分にも近いことから歯根膜が歯から剥がれてしまうことを防ぐ効果があります。その為、歯が抜け落ち、地面に落ちて砂だらけになろうとそのままの状態でまず牛乳に浸すことを思い出してください。
また、すぐに牛乳が準備できないと言う場合は、抜けた歯をもとの場所に差しこみすぐに歯科医院へ行くことです。口の中はすでに出血している為どうしても歯科医院に行くことができないという場合でなければ、すぐに行くようにしてください。
そして、1時間以内に歯科医院へ行くようにしなければいけません。これは、時間が経過すればするほど歯茎が塞がってしまい、歯を元の状態に戻すことが難しくなってしまうからです。
皆さんにはかかりつけの歯科医院があると思いますが、急を要する場合は現在自身のいる場所から一番近い歯科医院又は、口腔外科へすぐに行くようにしましょう。

再植できず修復治療になることも

歯の再植ができない場合、その他の治療として入れ歯やブリッジ、また、インプラント治療によって歯の修復を行います。どの方法があなたにとって最適かは、医師が判断することになります。